オフェンス

【2対2】ドリブルハンドオフからピックアンドロールのシューティング練習

練習の目的

今回の練習は、「ドリブルハンドオフ→ダウンスクリーン→スタックスクリーンの2ヶ所でシュート」で紹介した練習において、ウィングのディフェンスがカッティングに対してバンプで反応した場合の練習になります。

>>ドリブルハンドオフ→ダウンスクリーン→スタックスクリーンの2ヶ所でシュートはこちら

練習で達成すべき目的は下記5つです。

  • ドリブルハンドオフの技術を身につける
  • ドライブ後の判断力を向上させる
  • ドリブルハンドオフからドライブをしてジャンプシュートの精度を向上させる
  • ドリブルハンドオフでボールを離した後の動き(ロール)を習得する
  • ゴール下のフィニッシュ力を向上させる

 

練習の進め方

練習は2対2を行う4人と、パッサー1人の合計5人で行う。5人はそれぞれ下図のように位置し、ボールは1つ用意する。
2対2

1.ウィング(青2)はゴールに向かってカッティングをする
2対2

2.ディフェンスがカッティングに対してバンプをする、あるいは先回りして反応する。
バンプ

3.青2はVカット(Iカット)のようにウィングへ引き返す
4.ガード(青1)は45度へ向かってドライブをする
ドリブルハンドオフ

5.45度付近でドリブルハンドオフをする。
6.青2はフリースローに向かってドライブをする。
ドリブルハンドオフ

7.青1はハンドオフをしたらロールをしてゴールに向かってダイブする
ピックアンドロール

8.青2はディフェンスの状況に応じて、自分でジャンプシュートを打つか、青1へパスをする

 

練習のアドバイス/応用

ウィングのカッティングに対して、バンプで対応するチームはよくあります。バンプをされたからといって、そのままズルズルとゴール下に切れて行ってもプレイは生まれません。

そこで、バンプをされた際に、逆に動く(今回は45度へ戻る)ことでディフェンスとのスペースを生み出し、そこでドリブルハンドオフを仕掛けようという狙いがあります。ディフェンスが遅れているのであれば、ドライブを仕掛けずにスリーポイントを狙ってもいいでしょう。ただし、練習ではハンドオフからのロールも重要になるので、スリーポイントは打たないようにしています。

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