オフェンス

アーリーオフェンスで勝てるチームになろう

今回紹介するDVD動画は、
倉田伸司さんの 「アーリーオフェンスマニュアル」 ~考えて走るチームをデザインするチーム造り~

倉田さんは「走るバスケットボール」などの著書の出版をはじめ、全国各地でバスケットボールのセミナーを主催している。指導した高校のチームで全国大会に複数回出場するなど、指導実績も評価が高い。何より、部員が1名しかいなかったバスケ部を、たったの2年で近畿大会に出場できるレベルに成長させた実績は賞賛に値するだろう。

そんな倉田さんが監修された「アーリーオフェンスマニュアル」は、以下のような悩みを抱えたバスケ指導者・コーチの方のために作られている。

  • 選手にバスケの楽しさを知ってほしい
  • 長身チームに勝てる方法を知りたい
  • バスケ初心者への指導方法がわからない
  • 選手のやる気を引き出したい
  • 選手と密なコミュニケーションをとりたい
  • そもそもバスケットを指導したことがない

私の持論ですが、
選手のやる気を引き出し、バスケの楽しさをわかってもらい、さらに選手との信頼関係を築く簡単な方法は、とにかく試合に勝つことだ。

ただ、試合に勝つということがどれほど大変かということは言うまでもないことだろう。特に、バスケ初心者が多い公立の中学校などでは、試合で1勝でもするというのは本当に大変なことだろう。そんな弱小チームを勝てるチームに変える方法をDVD動画で説明しているのが倉田さんの「アーリーオフェンスマニュアル」だ。

アーリーオフェンスがなぜ試合で通用するのか

アーリーオフェンスは速攻主体のオフェンスで、攻撃回数を増やす戦術だ。リバウンドやスティール、または得点を決められた後でも、速いリスタートとパスワークでボールを繋ぎ、相手のディフェンスが整う前に攻めることを意識する。

アーリーオフェンスで重要になってくるのが、とにかくアウトナンバーを作っていくこと。3対2⇒2対1⇒1対0というように、1人でもオフェンスが多い状態を積極的に作っていく技術が求められる。

また、アーリーオフェンスの有効な点として、チーム内に長身プレイヤーがいない場合の長身チーム対策になるということだ。ミニバスや中学では体躯に恵まれていないチームになることも多々あるだろうし、普通の公立中学や高校では長身プレイヤーがいないのも当たり前のことだろう。そのような背の低いチームが勝っていくためにも、アーリーオフェンスは重要な戦術になっていく。

また、私の経験ですが、オフェンス重視の練習をしたほうが、子どもたちがバスケを好きになってくれる可能性が高い。しかも、勝てるようになってくると、自然とディフェンスの重要性もわかってきて、特に指導しなくてもディフェンスを本気でやるようになっていく。

1度ディフェンスの重要性がわかれば、少しの指導でどんどん成長していくというのはいまさら説明する必要もないだろう。

倉田伸司の 「アーリーオフェンスマニュアル」はこちら

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