サッカーや野球などのスポーツをやっている方にはあまりなじみがないのがバスケのタイムアウト。
バスケの試合を見ていて、どうして試合が中断したのか理解できないという方が非常に多いので、今回はタイムアウトというバスケの用語について解説していきます。
タイムアウトとは?
タイムアウトとは、試合を中断して作戦を選手に伝えたり、選手を休憩させるためのものです。
両チームが同じ回数だけタイムアウトを取る権利を持っていて、取るタイミングは自由です。タイムアウトの回数や時間に関しては、ミニバス、中学、高校、大学、プロなどで若干違いますし、ルール改正で変更になる可能性が高いので、ここでは触れません。
タイムアウトを取るタイミング
タイムアウトは基本的に決められた回数以内であれば、下記のタイミングでいつでも取ることができます。
- ゲームブロックが止まった時
- 相手チームが得点した時
- 第4クォーターの残り2分
ちなみに、コートにいるプレイヤーがタイムアウトを要求することはできません。仮に選手権監督であった場合でも、ベンチにいる副監督などがタイムアウトを要求する必要があります。
タイムアウト後ってどこからスタートするの?
タイムアウトを取った後に、全然関係ないところからリスタートされて、「あれ?なんで?」と思った人もいますよね。
バスケのタイムアウトは、基本的にタイムアウトを取った場所からリスタートされますが、第4クォーターの残り2分だけ例外!
フロントコートの指定位置(サイドライン側)からリスタートになります。
このルールによって、残り数秒しかない場合でも、最後のシュートを打つことができるようになっています。