ポストマン(センター)のためのシューティング練習を紹介していきます。この練習は、ブロックやエルボー付近から、様々な動きを身につけるためにも効果的です。
練習の所要時間
おおよそ45分程度です。
ポストマンのシューティング練習の手順
- マイカンドリル(マイカンレイアップ) – 20本イン
- リバースマイカンドリル – 20本イン
- 片手でゴールから1メートル離れてシュート – 10本イン
- 片手でゴールから2メートル離れてシュート – 10本イン
- ゴールから1メートル離れてシュート – 10本イン
- ゴールから2メートル離れてシュート – 10本イン
- フリースロー – 10本イン
- ブロックからブロックに移動してジャンプシュート – 20本イン
- ショートコーナーから連続ジャンプシュート – 20本イン
- ローポスト:ドロップステップ(右側) – 10本イン
- ローポスト:ワンドリブルのフックシュート(右側) – 10本イン
- ローポスト:アップアンドアンダー(右側) – 10本イン
- ローポスト:リバースピポットのジャンプシュート(右側) – 10本イン
- ローポスト:ドロップステップ(左側) – 10本イン
- ローポスト:ワンドリブルのフックシュート(左側) – 10本イン
- ローポスト:アップアンドアンダー(左側) – 10本イン
- ローポスト:リバースピポットのジャンプシュート(左側) – 10本イン
- フリースロー – 10本イン
- エルボーからエルボーへ移動しながらの連続ジャンプシュート – 20本イン
- ハイポスト:シュートフェイクからワンドリブルレイアップ(右側) – 5本イン
- ハイポスト:シュートフェイクからワンドリブルレイアップ(左側) – 5本イン
- フリースロー – 10本イン
- 右コーナーからジャンプシュート – 10本イン
- 右ウィングからジャンプシュート – 10本イン
- 右トップオブザキーからジャンプシュート – 10本イン
- 左コーナーからジャンプシュート – 10本イン
- 左ウィングからジャンプシュート – 10本イン
- 左トップオブザキーからジャンプシュート – 10本イン
- フリースロー – 10本イン
ゴール下で左右交互にレイアップシュートを行う練習です。20本インまで休まずに行います。下記の動画が非常にわかりやすく、マイカンドリルの説明をしていますので、参考にしてください。
1.で行った通常のマイカンドリルをリバース(逆向き)で行う練習です。こちらも20本イン行います。
ゴール正面で、少し離れたところから片手でシュート。ジャンプなどはする必要がなく、ゴールに正対し、正しいシュートフォームを体に染み込ませるためのものです。
3.よりも少しだけ離れて同じことを行います。
今度は片手ではなく、両手を使って同じことを繰り返します。ワンハンドのシュートが出来ていない場合は、片手のときと両手のときで大きくシュートフォームが変わります。ビデオなどを撮って子どもたちに見せてあげるといいでしょう。
フリースローはルーティンを徹底しましょう。
小走りでブロックとブロックを移動しながら、キャッチアンドシュートの練習です。バックボードを使うように心がけましょう。
ショートコーナーからミートシュートの練習です。一定のリズムで繰り返しシュートを行いましょう。
左足を引いてドロップステップでゴールしたのシュートです。ワンドリブルを力強くつくのがポイントです。
ワンドリブルでゴール正面あたりまでいき、左手でフックシュートの練習です。
右足、左足の両方で行うといいでしょう。
アップアンドアンダーのリバースステップです。アップした足をリバースさせます。
右側サイドで行ったことを左側サイドで行います。
小走りでエルボーからエルボーへ移動し、ミートシュートの練習です。まっすぐ上にジャンプすることを意識しましょう。
以上のメニューをこなすと大体45分くらいで終わります。2人1組のペアで練習を行うとスムーズにできると思います。
シュートは決めた数でカウントしています。放った本数ではありませんので、注意してください。
私は、日本のチームでは、個人のシューティングの練習が圧倒的に短いと感じています。(シューティングだけでなく個人練習そのもの)
チーム練習にほとんどの時間を割いてしまっていて、個人のスキルアップができていないチームが数多くあるのが現実です。練習時間が限られた中で、チーム練習に時間を割きたい気持ちは良くわかりますが、個人スキルが高くなくては勝つことが難しいということも認識しておきましょう。