練習の目的
レインボーシューティングドリルは、ゴールに近い距離から3ポイントまで、効率よくシュートの練習をできるドリルです。シンプルな練習メニューなので、ミニバスや中学でもおすすめです。
また、身体的負担がほとんどないので、試合前や練習開始前の体を温めるためのウォーミングアップとしても使えます。
練習の進め方
1.エンドラインの2箇所に分かれて並び、ボールを2つ用意する。片方は先頭の選手、もう片方は2番目の選手がボールを持つ(ボールを持たない先頭の選手が最初にシュートを打つ)
2.先頭の選手は円を描くように動き、ボールをもらってシュート(レイアップ、ジャンプシュートなど)を打つ。自分でリバウンドを取って、逆サイドの先頭にボールをパスし、その列に並ぶ
3.シューターへパスを出したら、シューターの後ろを通って円を描くように動き、ボールをもらってシュートを打つ。以下同様に次の選手がスタートする。
4.1周または決まったシュート数を決めたら、距離を徐々に遠くしていく
シュートを打つスポットは、
- ゴール下
- ブロック
- エルボー
- トップ・オブ・ザキー
- スリーポイント
- スリーポイントからワンドリブルジャンプシュート
- etc
練習のアドバイス
ゴール下のシュートは利き手に関わらず、ゴールから遠いてでシュートを打つようにします(左サイドなら左手)。これはディフェンスにブロックされることを防ぐためです。また、意図的にバンクシュートをするのもいいでしょう。
選手のレベルに応じてシュートスポットは柔軟に変える必要がありますが、シュートの練習としてだけでなく、練習の1番最初にウォーミングアップとしても使えるのでおすすめです。