今回は跳躍力強化について説明していきます。
皆さんは跳躍力を強化するためにウエイトトレーニングをすることを考えたことはありますか?
推測ですがウエイトトレーニングをやると跳躍力が下がると考える人は多かれ少なかれ居ると思います。
ウエイトトレーニングで跳躍力強化は出来るのか?
答えはYesです。
ウエイトトレーニングで跳躍力は強化出来ます。しかしなぜウエイトトレーニングで跳躍力が下がると考えている人が居るのか…
それは正しい知識の中でトレーニングをやらずにただ重い筋肉を体に付けてしまってるからです。
「軽くて脚がバネになったような体作り」
これが私の理想形です。
どうすれば跳躍力強化ができる?
まず、体の負荷として重量を使い、メインのトレーニングではなくサブのトレーニングという扱いでメニューに組み込んでいくことが必要です。
バスケをする上でバスケの練習をするのは当たり前。バスケをする上でウエイトトレーニングの練習をするのも大事なのですが、これを主に考えてしまうとバスケの練習が疎かになるので注意が必要です。あくまでもウエイトトレーニングはサブで大丈夫です。
特に中高生はウェイトトレーニングに重点を当てすぎない方がいいです。(第一線で活躍する大学生やプロがウェイトトレーニングを本格的にしなければならないのは言うまでもないでしょう。)
このサブトレーニングを如何に充実させるかによりメインのバスケに本領を発揮できるかが変わります。にわか知識でサブトレーニングをすると怪我の原因、跳躍力の低下、過度な疲労が現れてくるので注意が必要です。
メニューの例を上げると
- スクワットトレーニング
- ジャンプスクワットトレーニング
- ランジステップ
等が上げられます。
跳躍力を上げる為に腕の筋トレした!なんて変なことを言う人も居るかもしれませんが、筋のバランスを考えたら一概に間違っているわけでないので大丈夫です。
しかし本質はお尻から足周り(下半身)の筋肉が重要になります。
屈伸運動から跳躍力は生まれるので、初めは難しいトレーニングではなくシンプル且つダイレクトに来る練習をしていきましょう!
ウェイトトレーニングはどのくらいの頻度でやるべき?
頻度に関して1番良いのは各個人のスキルを見極めて週に何回入れるかを個別に出すのがベストです。
しかしそれをやるとチームワークがどうとか、個人の力量に差が付くとか、コーチが全体のバランスを取るのにも手間がかかると思います。現実的にはチームでトレーニングの日にちを決めてウェイトトレーニングに取り組むことになると思います。
チームでやるなら最低でも週に2回は入れていきたいところです。
毎日やる場合はトレーニングの強度を考え、メインであるバスケの練習が疎かにならないようにしていきましょう。毎日やらない場合でも強度は考え、バスケのポテンシャル強化に繋げていきましょう。
怪我をしたから筋トレは間違ってる?
バスケの練習(試合)の中で怪我をしたからといって、筋トレを練習としてする選手がよく居ますが、実際怪我をした状態で筋トレをすると何が起きるのか…
それは怪我の長期化と筋バランスへの変動を与えることになります。
「怪我をした=筋トレをする」のではなく、「怪我をした=怪我を治してから筋トレをする」という思考に変えていきましょう。
怪我の部位、またリハビリの観点から見ても、怪我を治す為のリハビリであって怪我を治す為の筋トレでは何時まで経っても怪我は長期化し、最悪後遺症や癖の原因になります。
これもまたにわか知識でリハビリをするのではなく、しっかりと知識を持ったドクターや、トレーナーの方と連携を取って選手に最前の方法を提供することをオススメします。
少しだけ話が逸れますが…
特に今の部活をやってる世代に昔ながらの根性論や精神論は正直通用しにくいです。指導者世代からみて、今の子供達にがむしゃらにやる精神論は通じにくいのは事実です。また、今や暴力とも言われてしまっている指導法では世間的にも逆効果で先に進みません。
私自身は今の指導者世代の指導法は否定はしません。しかし肯定もしません。
今の選手の世代に近寄りすぎず、どの方法がベストで効率性が良いかを考え、指導に当たると選手達の心を動かせると私は思います。
まとめ
跳躍力強化について詳しいところはまた書いていきたいと思います。
スクワット系やここに上げていないウエイトリフティング系のトレーニングはとても跳躍力強化に有効で、専門的な部分も多くなります。
本格的に~を知りたい!と言う方は気軽にコメントなどでご連絡下さい。
親身に対応させていただきます。
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