NBAから日本の試合にも活かせるプレイを紹介していきます。
2016年10月31日の動画はクリッパーズvsジャズの試合からです。
セットオフェンスとしてよく使われる「ホーンズ」。
ホーンズの基本的な形は、トップ・両ハイポストの高い位置・両コーナーの5箇所からプレイを展開していきます。
今回の動画でクリッパーズが仕掛けているのは、ダブルハイピックからスクリーナーの1人がロールしてインサイドへ切れ込み、もう1人がポップアウトしてアウトサイドからスリーポイントを狙うというプレイです。
CP3(クリス・ポール)とグリフィンのピックアンドロールによって逆サイドのディフェンスがインサイドに寄せられています。そこで空いたアウトサイド(マリーゼ・スペイツ)へCP3からアシストパスが出ています。
ホーンズのセットによって両コーナーのディフェンスがインサイドをヘルプしにくいため、ピックアンドロールから効果的にフリーの選手を作り出すことができます。