部活動の時間以外で体育館が使えない、練習中でも人数に対してリングの数が足りなくてシュート練習ができないと嘆いたことはないでしょうか?
実は、リングを使わずに打つシュート練習(エアーシューティング)をすることで、シュートを劇的に上達させることができます。
ゴールがない所でシュート練習をするのは退屈と思っている人は多いでしょう。しかし、そんな人でも、エアーシューティングによってシュートが上手くなる3つの理由を見れば、エアーシューティングの重要性がわかると思います。
エアーシューティングでシュートが上手くなる3つの理由
- シュートフォームを固めるのに最適
- イメージトレーニングができる
- シュートに対する自信が身に付く
- シュートフォームを固めるのに最適
- イメージトレーニングができる
- シュートに対する自信が身に付く
リングを使わずにシュート練習をすることで、常にシュートフォームに意識を向けることができます。
新しいシュートフォームを習得しようとしている時やバスケットボールを始めたばかりで上手くシュートを打てないという場合には、ゴールに向かってシュートを打つよりもエアーシューティングをすることが適しています。
また、やみくもにエアーシューティングを繰り返すのではなく、スマホなどを活用して動画を撮って見直してみると効果が劇的に高まります。
バスケットボールに限らずスポーツではイメージトレーニングをすることが大切ですが、イメージトレーニングをすることの目的は理想の動き(目標とする選手の動きなど)と自分自身の動きをすり合わせていくことにあります。
簡単に言えば上手い選手を真似るためにはイメージトレーニングが必要ということです。
もちろんこれはシュートフォームにも当てはまり、じっくりイメージトレーニングをしながらシュートフォームを確立していくためにはリングはない方がいいのです。
というのも、リングに向かってシュートを打っているとシュート1本1本の「成否」に一喜一憂してしまい、シュートフォームやリズムに向けられるべき集中力が削がれてしまいがちだからです。
シュートに対するコンフィデンス(自信)は、シュートを決めるという経験によって徐々に磨かれていきます。
新しいシュートフォームにチャレンジしている場合やバスケットボールを始めたばかりでは、シュートはあまり決まらないのが当たり前でしょう。
そんな状態でリングに向かってシュートを打っていればどんどんコンフィデンス(自信)を失っていき、
シュートが入らない→自信がなくなる→シュートが入らない
という悪循環に陥ってしまうこともあります。
新しいシュートフォームをしっかりと固めて、自信を持つためにもエアーシューティングは非常に効果的です。
まとめ
エアーシューティングと言うと地味なイメージがあるかもしれませんが、実は一部のNBA選手がオフシーズン明けに行っているほど効果が立証されている練習です。
体育館が空いていないなど、リングが使えない時はエアーシューティングを試してみてください。
今回の話をまとめると、エアーシューティングによって以下の3つの効果が得られるということです。
- シュートフォームを固めるのに最適
- イメージトレーニングができる
- シュートに対する自信が身に付く