練習の目的
ディフェンスからのプレッシャーを受けながら、フルスピードでレイアップを決める力を身につけるためのドリルです。
フルスピードの中でレイアップを決めるというのは思っている以上に難しく、ディフェンスがいるとなれば難易度は格段に上がります。
また、オールコートをドリブルで駆け上がり、そのままレイアップをするという場面は試合中でもあります。確実に決められる力を身につけることは大切なことなのです。
特に、ミニバスや中学などバスケを始めたばかりの子供達が多いチームでは練習の中で取り組むことが大切です。
練習の進め方
- オフェンスはボールを持ってエンドラインから2~3歩進んだ所に並びます。
- ディフェンスはエンドラインに並びます。(図を参照)
- コーチの合図とともにオフェンス/ディフェンスともにスタートして逆サイドのゴールを目指します。
- オフェンスはレイアップを、ディフェンスはオフェンスにレイアップをさせないように守ります。
- .シュートの成否に関わらず、ボールを拾って次のラインに並びます。
練習のアドバイス
上図のようにオールコートを使って練習をするだけでなく、ハーフコートでも取り組むことができます。
また、コートの中央を使うのではなく、コートを縦に2つにわけて、練習の効率アップを図ってもいいでしょう。
ディフェンスはオフェンスを追うのに必死になるあまり、オフェンスに怪我をさせてしまうことがあります。
シュートモーションに入ったオフェンスに無理に当たりにいかない、無理なブロックは狙わないなど、オフェンスに怪我をさせないように気をつけて練習に取り組みましょう。