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フリースローを練習すべき5つの本当の理由

バスケをしている方ならフリースローは当たり前のように練習していますよね。水分補給の休憩の合間や、全体練習の後にフリースローの練習をするのが一般的でしょう。しかし、その練習だけで本当に十分でしょうか?

実は、1試合の15~25%の得点はフリースローなのです。この数値だけを見ると、練習時間の15%程度はフリースローに当ててもいいということになるのですが、そんなにフリースローの練習をしているチームはありませんよね。

チームだけではなく、個人にとってもいかにフリースローが大事かということを認識していただき、練習に活かしてもらえればと思い、フリースローを練習する5つの本当の理由を説明していきたいと思います。

 

1.正しいシュートフォームを身につける練習に最適

ワンハンドシュートを身につけようとしている中高生(ミニバスも)や、シュートフォームを矯正しようとしている選手によって、フリースローほど最適な距離の場所はありません。近すぎず、遠すぎず、フリースローラインからのシュートを練習することで正しいシュートフォームを身につけることができます。しかも、フリースローは試合で大切なシュートなので練習しておいて損はありませんよね。

 

2.自信を育む

フリースローは練習や試合を通してシュートを打つ回数が一番多いシュートです。また、一番シュートフォームが安定しているシュートでもあります。ルーティンを繰り返し、高い確率で決めることで、他のシュート(ジャンプシュートやスリーポイントシュートなど)に好影響を与えることができます。

 

3.試合に出れる時間/機会が増える

1試合のうちの15~25%の得点がフリースローである以上、コーチがフリースローが上手い選手を使いたいと思うのは当然でしょう。プレイ時間を増やしたい、試合に出たいという選手にとってフリースローはコーチへアピールする場です。練習中にフリースローを打つ機会も多く、コーチが見ていることも多いでしょう。フリースローを決められるんだとアピールすることができます。

 

4.試合中のリズムを整える

練習中はいつも入るシュートが、試合で入らないということは良くあります。試合のリズムに体が馴染んでおらず、シュートが微妙に狂ってしまっているのでしょう。そのような時にフリースローを打つことで(ファールをもらう必要がありますが)、シュートのリズムを取り戻すことができます。

しかし、あなたがフリースローを苦手としていたら・・・試合中にリズムを立て直すチャンスをみすみす逃してしまうことになります。

 

5.試合に勝てる!

何度も説明してきましたが、1試合の平均15~25%はフリースローによる得点です。1試合平均60点を取るチームにとっては、約10点がフリースローによる得点になります。フリースローの成功率が60%なのか80%なのかによって2~3点変わってきます。

1~3点差で悔し涙を飲むチームは多いですが、フリースローを決めているだけで勝てている試合がいくつもあるはずです。

「たかがフリースロー、されどフリースロー」
1本1本の積み重ねが試合の勝ち負けを決めます。試合で後悔しないためにも、フリースローの練習は日々繰り返し行いましょう。

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