チームでの動き作りをするために欠かせないパターン・オフェンスを紹介していきます。全4回で紹介しているパターン・オフェンスのうち、今回が最終回です。1回から3回までの記事は下にあります。
>>[パターン・オフェンス]試合で使える2対2と3対3の動きを身につける – Part1はこちら
>>[パターン・オフェンス]試合で使える2対2と3対3の動きを身につける – Part2はこちら
>>[パターン・オフェンス]試合で使える2対2と3対3の動きを身につける – Part3はこちら
UCLAカットからの仕掛け
トップポジションにいるプレイヤーがUCLAカットをするところから展開させます。
- ハイポストのスクリーンを使ってカッティングからレイアップ(図0)
- ポストアップ後、ウィングへバックスクリーン(図1)
- ウィングのダウンスクリーンからスクリーンロール(図2)
ハイポストのプレイヤーを利用して、ガードがカッティングします。ディフェンスの位置を見て、前なのか後ろなのかを選択します。
カッティングしたガードは基本的に同じサイドのローポストにいきます。そこから、ウィングへバックスクリーンをして、バックカットを狙います。
↑とは逆に、ウィングがローポストへスクリーンにいき、スクリーンロールでゴール下を狙います。
UCLAの動きを教えると、ハイポストプレイヤーがパッサーになりがちです。パスだけを見ているプライヤーは相手にとって脅威になりませんので、ハイポストからの1対1、ジャンプシュートを常に狙いましょう。
プレーの応用
ガードはカッティングから逆サイドにクリアーすることも選択肢の1つです。その場合、ボールサイドは2対2の形ができていますので、ピックアンドロールをはじめ、ハイポストにボールを入れてからのバックカットなど、様々なプレーを展開しやすくなります。