シュート

《シュートが上手くなる方法》正しいシュートフォームの基本を身につける4つのコツ

シュートを高確率で決めるためには、正しいシュートフォームを身につけることが非常に大切です。

一方で、シュートフォームは一人一人異なり千差万別。自分の打ちやすいように何も考えず打ってしまっていませんか?また、コーチであれば選手が打ちやすいように打たせていませんか?

シュートフォームに絶対的な正解はありませんが、シュートが入るために身につけるべきある程度の正解はあります。

今回は適切なシュートフォームを身につけてバスケのシュートが上手くなる方法を紹介していきます!

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正しいシュートフォームのための4つのポイントとリズム

適切なシュートフォームを身につけるための基本的な4つのポイントを解説していきます。

まず、適切なシュートフォームを身につけるためには、「スタンドシューティング」と言われるフリースローなどの動作のない練習をメインで行っていくことが大切です。シュートで大切なことは、「一貫して」いるシュートフォームを「自動的に(無意識下で)」、「何度でも」行うことができるようになることです。

シュートフォームを意識しているうちは、まだまだ反復練習が足りないと考え、練習を続けましょう。

それでは、基本的なシュートフォームのポイントを紹介します。それは以下の4つによって構成されています。

  1. バランスの取れたスタンス(足元)
  2. ボールの握り方(手元)
  3. 身体全体に1本の線が通ったバランス(身体全体)
  4. フォロースルー(シュート後)

そして、この4つを結びつける「リズム」が最大のポイントになります。

2015-2016年のNBAで驚異的な記録を残しているステファン・カリーも、シュートのリズムについて以下のように語っています。

“I love everything about shooting, but mostly that perfect form, when your body is in rhythm from the time you plant your feet to the time you release the ball. When it happens, everything is very smooth and calm from your feet through your release. It’s a beautiful thing.”

“シュートの全てが私は大好きだ。ただし、それはフロアに足を置いてからボールが指先を離れるまでのリズムが完璧なシュートフォームを実現できている時だけだ。その時(完璧なシュートフォームの時)、足先から指先までの一連の動作がスムーズでものすごく静かに感じる。それはとても感動的なことなんだ。”

NBAで史上最高のシューターと言われているステファン・カリーも、シュートにおいていかにリズムが大切かということを語っています。

カリーのシュートフォームは崩れているように見えることも多々ありますが、リズムがあっているためにシュートの確率が高いと考えることもできますね。

カリーシュートフォーム

それでは、基本的なシュートフォームを構成している4つのポイントについて、1つずつ見ていきましょう。

1.バランスの取れたスタンス

シュートは下半身で打つものと言われることもあるくらい、バランスの取れたスタンスは重要です。

  • 脚は肩幅に開き、膝は軽く曲げ、お尻を落とした姿勢をとる
  • つま先はゴールに向け、軸足でない足を少しだけ前に出す(右利きの場合は右足)
  • ボールを胸の前(人による)にセットする
  • ゴールに目を向け、集中する

もちろん、一人一人しっくりくるスタンスというのは異なります。足を普通よりも広く開いた方が安定してシュートが打ちやすいという選手もいるでしょう。自分自身が一番しっくりくるシュートスタンスを見つけるためにも反復練習をしましょう。

2.ボールの握り方

  • 手首をかえしてボールを持つ
  • 手のひらはボールに触れず、利き手(シュートを打つ方の手)は可能な限りリラックスする
  • 左手はそえるだけ!(by桜木花道)

手のひらがボールに付いていた方が打ちやすいという人もいますが、個人的には付いていない方いいと思っています。

3.身体全体のバランス

つま先から頭のてっぺんまで一本の線が入ったとイメージするとバランスを取りやすくなります。

ちなみに、ゴールデンステイトのシューターであるクレイ・トンプソンは、「滝」が流れることをイメージして身体のバランスを考えていると言っています。

4.フォロースルー

プロの選手でシュートが上手い人を見ていると、必ずと言っていいほどきちんとフォロースルーをしています。

  • 腕をしっかりと伸ばす
  • 手首を使ってスナップをかける
  • スナップをかけ終えた指先がきちんとゴールを向いていることで、キレイなバックスピンがかかる
  • 意識は手ではなく身体全体、そしてゴールに常にむける

 

いかがでしょうか?

私は、シュートフォームは1人1人千差万別であり、正解というものはないと考えています。それは1人1人が持っているリズムや筋力が違うためですが、確率の高いシュートを打つ選手に共通しているのは上記で説明した基本であると思います。

基本に沿って練習を行い、その上で自分にしっくりと馴染むシュートフォームを身につけるとシュートが上手くなるでしょう。

 

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