練習の目的
速攻における最も基本的なアウトナンバーの練習を行います。
この練習の目的は以下の4つです。
- 正確な状況判断力をつける
- 速いパスを身につける
- 的確なスペーシングを身につける
- ゴール下のフィニッシュ力をつける
2対1においては、エルボーとエルボーの距離感を大切にしましょう。また、パスの回数が多すぎるということが頻繁に見られるので、積極的にゴールを狙う姿勢も大切です。
2対1は決めて当たり前と考えがちですが、試合において決めきれないことが多いのも事実です。練習中から丁寧に1本1本を決めることを積み重ねましょう。
練習の進め方
- 3メン(スリーメン)を行うように、エンドライン沿いに3列で並ぶ
- 行きは普通のスリーメンを行う
- ラストパスをした選手(真ん中の選手)がディフェンスとなり、帰りに2対1を行う
- 1往復で1セットの練習とし、2対1が終われば次の3人がスタートする
コーチングのポイント/選手へのアドバイス
3メンから2対1の練習を応用する場合、パスの回数を制限したり、ドリブルを禁止するといいでしょう。また、エルボーとエルボーの距離感を把握するためにも、カラーコーンを置いておくことも有効です。
アウトナンバーの成功率を高めるのは、一重に実戦経験が重要になります。試合だけでは補えない部分があるので、反復練習を繰り返しましょう、