練習の目的
ドリブルハンドリングの技術を向上させるとともに、ミートからの様々なシュートの練習をすることが目的です。
ミドルレンジでボールをミートしてシュート/ポンプフェイク/ドライブなどは試合で頻繁に起こるシチュエーションですので、反復練習をすることが大切です。特にミニバスや中学ではミートをする際の軸足に注意をし、トラベリングにならないように気を付けましょう。
この練習メニューは、チームの人数が多い場合でも、同時に4か所で行えるので効率よく練習を進めることができます。
それでは練習の進め方を見ていきましょう。
練習の進め方
- プレイヤーは各自1つのボールを持ち、ハーフコートラインのところに並ぶ
- パッサーはハイポスト付近に立つ
- カラーコーンを図の通り3個ずつ置く
- 両サイドに並ぶ
- コーンとコーンの間をドリブルで進む。ドリブルの仕方は選手のレベルに応じて制限を付けたり工夫する
- 最後のコーンを超えたら、パッサーにパスをして走る
- パッサーはリターンパスを出す
- ボールをミートしたら、シュートをする(シュートの種類は下記参照)
- シューターは自分自身でリバウンドを取り、逆サイドの列に並ぶ
- パッサーがリターンパスを出したら、次のプレイヤーがドリブルを開始する
シュートの選択肢
- キャッチアンドシュート
- ポンプフェイクからジャンプシュート
- ポンプフェイクからドライブしてレイアップ
- キャッチアンドドライブ
- ワンドリブルジャンプシュート
- ワンドリブルからステップバックジャンプシュート
- その他
逆サイドでも同時に行っているので、レイバック(バックレイアップ)などの逆サイド側へ行くシュートは行わないようにしましょう。
図ではハーフコートの2か所で練習をしていますが、人数が多い場合はオールコートを使って4か所で練習を行うことも可能です。また、ドリブルの練習を増やしたい場合は、コーンの数を増やしてオールコートでドリブルをするのもいいでしょう。