皆さんはどのようなボールハンドリングの練習をしていますか?
ボールハンドリングはドリブルの技術を高めるために欠かせないトレーニングで、ミニバスからプロまで練習メニューの中で取り入れられているものです。
しかし、ボールハンドリングの練習の仕方がわからないという人も多いですよね。
そこで、今日から使えるボールハンドリングのメニューを7つ紹介したいと思います。まずは下の動画を見てくださいね♪
英語なので何を言っているかわからないかもしれませんが、これから日本語で解説していくので心配しないでください。
Contents
1.フィギュア・エイト(Figure Eight)
1つ目のボールハンドリングメニューはフィギュア・エイトと呼ばれる8の字を描くようにドリブルをするドリルです。体を温めるためのウォーミングアップとしての役割も果たします。
まずはドリブルなしのボールハンドリングから始めましょう。
慣れてきたら2回ドリブルして逆の手へ行きます。その後、1回ドリブルして逆の手へ行きます。
ある程度やり方をマスターしたら、低いドリブルと高いドリブルのメリハリをつけましょう。低いドリブルは地面を這うくらい低くつくことが大切です。動画の中では相当低くついていることがわかると思います。
もちろん、全てにおいで逆周りもします。
2.2×2×2×2
次はボールハンドリングのメニューは「2×2×2×2」。
両手のドリブルハンドリングの技術を高め、リズムを身につけるためのドリルです。
手順は、
- その場で2回ドリブル
- 片手でクロスオーバーで2回ドリブル
- 前後に2回ドリブル
- インサイドアウトで2回ドリブル
右手が終わったら左手も同様に行います。目安としては10セット~15セットを行いましょう。
3.スキップドリブル(Skip Dribbles)
スキップをしながらドリブルをつくドリル。ミニバスなどではスキップができない子もいますので、スキップだけの練習から始めるといいでしょう。
スキップをしながら以下の3つのドリブルをします。
- クロスオーバー
- レッグスルー
- ビハインドザバック
スキップをしながらのビハインドザバックは難易度が高いので、選手のレベルに応じて行わなくてもいいでしょう。
また、前進だけでなく、後進しながらのスキップでも同様に行います。スキップをしながらドリブルをつくことで、ドリブルのリズムを身につけることができます。
4.ジグザグドリブル(Zig-Zag Dribbles)
ジグザグにドリブルで進みながら、切り返しを練習するドリルです。
サイドラインとエルボーの幅にカラーコーンを置き、カラーコーンに向かって進んでそこで切り返しをします。
切り返しの方法は以下の4つです。
- クロスオーバー
- レッグスルー
- ビハインドザバック
- スピンムーブ(ロール)
姿勢を低く保って、ドリブルを強くつくことが大切です。
5.ピストルドリブル(Pistol Drill)
片手だけを使って、クロスオーバーをするドリルです。
難易度が高いドリルで、ハンドリング技術が高くないと行えません。
このドリルではドリブルが弱くなってしまいがちなので、強いドリブルを意識しましょう。
6.クロス+クロス+レッグスルー+壁当てパス(Cross+Cross+Between+Wall Drill)
このドリルは壁の正面に立って行います。
- クロスオーバー
- クロスオーバー
- レッグスルー
- 壁に向かってパス
- ボールをキャッチして再びクロスオーバー
- クロスオーバー
- レッグスルー
- 壁に向かってパス
この一連の動作を繰り返します。
壁から返ってくるボールをキャッチする手を逆にして、行う手が交互になるようにします。
7.クロス+レッグスルー+ビハインドザバック(Cros+Between+Behind+Wall Drill)
ステファン・カリーが試合前のウォーミングアップで使っている練習メニューとして有名です。
- クロスオーバー
- レッグスルー
- ビハインドザバック
- 壁に向かってパス
- キャッチする手を逆にして、交互になるように繰り返し行います
まとめ
いかがでしたか?
ボールハンドリングの練習方法は数多くありますが、今回紹介した7つの練習方法はどれも重要なものです。練習していないものがあれば、すぐに取り入れてみてください。
また、クロスオーバーをより上達させたいという方は以下を参考にしてみてください。