マンツーマンディフェンスに対するエンドスローのセットオフェンスは数え切れないほどありますよね。
- 試合の中でどのセットオフェンスをすればいいか悩む
- 自分のチームにあったエンドプレーがわからない
という声が多数ありましたので、今回はどのチームでも簡単に導入できるエンドスローのセットオフェンスを紹介したいと思います。
今回紹介する「ボックスゲート」と呼ばれるプレーは、ゴール下のレイアップ、アウトサイドのシュート、ローポスト付近でノーマークを作るという3つのオプションからできています。
早速ですがボックスゲートの手順を見ていきましょう!
ボックスゲートの手順
- 下図のようにボックスのフォーメーションからスタートします。
- 青2は青5へスクリーンをセットし、青5はゴール下へ飛び込みます。
- 青2がスクリーンをセットすると同時に、青3は動き始め、青4と人一人分のスペースを空けたところでスクリーンをセットします。(青4と青3の間を青2が通っていきます)
- 青2は2人のスクリーンを使ってコーナーへいきます。ディフェンスが遅れていればキャッチアンドシュートを狙います。
ちなみに、青3と青4の2人のスクリーンがゲート(扉)のようになっていることからこのセットプレーは「ボックスゲート」という名称になっています。 - 青2がスクリーンを通過したら、青3と青4はそれぞれ図のようにポップアウトします。
- 青1は青5へスクリーンをセットし、青5は可能な限りゴール下で面をとって青2からパスを受けてシュートを狙います。
ボックスゲートを成功させるためのコツ
- タイミング
- 3秒バイオレーションは気にしない
スクリーンをセットするタイミングが全てと言っても過言ではありません。
特に手順「3」の青3の動き始めるタイミングは重要で、早すぎず遅すぎないようにしましょう。チーム内で何度も練習して、タイミングを確かめるのがいいでしょう。
たまにエンドスローの3秒バイオレーションを気にする方がいますが、3秒バイオレーションはボールがコート内にあるときに適用されるルールです。
エンドスローには関係がありませんので、勘違いしないようにしましょう。
エンドプレー/サイドプレーを成功させるための7つのコツ