バスケの試合に勝つためには、エンドスローでゴール下を攻めるためのセットプレイが必須です。
しかも、1つだけでなく複数のセットプレイが必要となります。それは、1試合の中でエンドスローは何回もある上に、試合を重ねていくと相手チームから研究されるために同じセットプレイが使えないからです。
今回紹介するエンドスローからのセットプレイはスクリーンをかけたスクリーナーに、さらにスクリーンをかけるというものです。
動き自体はシンプルですが、成功させるためには「タイミング」が非常に重要になります。練習を通してタイミングを確かめましょう。
スクリーン・ザ・スクリーナー の手順
- 下図のようにボックスの形で4人はセットします。青4と青5をインサイドプレイが得意な選手が行います。
- 青1の合図と同時に、青4は青2へスクリーンをセットし、青2はスクリーンを使ってブラッシングしながらコーナーへ行きます。
青3はボールサイドのトップポジションへ移動します。
青2がマークマンを振り切っていてノーマークでシュートが打てるようであれば、パスをします。 - 青4がスクリーンをセットするのと同時に、青5は青4へスクリーンをセットします。
青4は青2が通り過ぎたら、青5のスクリーンを使って逆サイドのゴール下へ飛び込みます。
パスが入ればゴール下シュートかレイアップを狙います。 - 青5は青4が通り過ぎたらロールしてボールサイドのゴール下へ飛び込んでゴール下シュートを狙います。
- どのオプションにもパスができなければ、青3へパスをしてハーフコートオフェンスを作ります。