練習の目的
疲労の溜まる負荷の高い練習の中で、ミートからシュートまでの一連の動作を反復して身につけることが目的です。
その場でミートシュートを繰り返す練習よりも下半身に疲労が溜まるので、実際の試合に近い感覚でシュート練習に取り組むことができます。
また、疲れてくるとシュートフォームが乱れやすく、シュートのアーチが低くなりがちです。この練習を通して疲れたときのシュートの調整ができるようになるといいでしょう。
練習の進め方
- 2人1組のチームを作ってボールを1つ持ちます。1人はシューター、1人はリバウンダーになります。
- シューターはハーフラインからスリーポイントラインへ向かい、リバウンダーからパスをもらってシュートを打ちます。
- シュートを打ったらバックランでハーフラインまで戻り、再びスリーポイントラインへ向かって走ります。
- 10本打ったらシューターとリバウンダーは交代します。
- シュートの成否の記録をつけます。過去の自分と競ってもいいですし、ペアの選手またはチーム内で決めた本数を競いましょう。
練習のアドバイス
シュートの種類を変えながら、選手のレベルに応じて取り組みましょう。
シュートの種類は以下などがあります。
- スリーポイントシュート
- ミドルレンジシュート
- ワンドリブルジャンプシュート
- ツードリブルジャンプシュート
- ワンドリブルからステップバックジャンプシュート
- フローターショット
この練習で重要なのは、きちんとしたミートをすることです。
ハーフコートとの往復で疲れてくると、ミートする際に棒立ちになりがちです。腰を落としてトリプルスレッド（シュート、パス、ドリブルができる姿勢）を意識しましょう。
