今回紹介する「ピストン」は、スリーポイントシュートをセットアップするための手軽なセットプレーです。
これは大学バスケ/Bリーグ/NBAでも頻繁に使われるセットプレーで、高い有効性は実証済みです。
早速ですがピストンのやり方を見ていきましょう。
ピストンの手順
- 1-4のフォーメーションからスタートします。
- ポイントガード(青1)は左ウィングへ向かってドリブルをします。
- 青1のドリブルと同時に、青3は青4と青5のスクリーンを使って逆サイドのウィングへカッティングします。青2はゴール下へいきます。
- 青4と青5は青3が通り過ぎたら、今度は青2のためにスクリーン(エレベータースクリーン)をセットします。
- 青2は青4と青5のスクリーンを利用してトップ・オブ・ザ・キーでスリーポイントシュートを狙います。
ピストンを成功させるためのコツ
- ムービングスクリーンに気を付ける
ピストンで気を付けなければならないのがムービングスクリーンです。
青2が通ってから青4と青5はスペースを埋めるため、一歩間違えるとムービングスクリーンになってしまいます。
青2とディフェンスの距離がない場合は、無理にスクリーンを閉じないようにしましょう。