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シックスマンとは? | バスケ用語解説のバスケペディア

シックスマン(第6の男)とは、スターティングメンバーの次に最初に試合に出てくるベンチメンバーのことを言います。

バスケットボールはコート上に5人の選手が出て試合を戦うスポーツで、試合開始のときにコートにいる5人のことをスターティングメンバーと言います。そして、試合中にスターティングメンバーと交代してでてくる最初の選手をシックスマンと言います。

 

シックスマンの重要性

バスケットボールは40分(ミニバスは24分、中学は32分、NBAは48分)を通して走り続けなければならない過酷なスポーツです。そのため、近年のバスケットボールの戦略では、選手の体力を温存させるために、ベンチに下げて休憩を取らせることが重要になっています。

シックスマンが期待される主な役割としては、「試合の流れを変える」ことです。チームが劣勢の時に試合の流れを引き戻す、勢いがある時は更に勢いを加速させることが求められます。

もちろん、選手のタイプによって、「得点を取る、セットオフェンスからスポットシュートを打つ、しつこいディフェンスで相手エースを抑える、リバウンドに絡む」などなど、期待される役割は異なります。

また、スターティングメンバーがチームで最も上手な5人の選手とは限りません。コーチは試合に勝つために最適な出場の方法を考えますので、ベンチから出てくる選手であっても、スターティングメンバーより上手いということはよくあることです。

 

NBA選手が考えるシックスマンとは?

NBAで長年シックスマンを務めるウィリアムス選手は、シックスマンについて以下のように言及しています。

「僕にとっては、シックスマンは役割を受け入れるということだ。試合に出てきて、流れを変えることができる選手がシックスマンだ。」

シックスマンに徹してNBA優勝へ!イグダーラの覚醒と今季への想い。

 

どんなに強いチームでも、シックスマンの存在をなしに1年間を通して勝つこと、また1発勝負のトーナメントで勝ち続けるということはできません。

シックスマン以外のポジションについて知りたいという方は以下を参考にしてください!

《バスケ初心者必見》バスケのポジション別の役割を理解しよう

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